今日で、 東日本大震災からはや4年が経過しました。
「4年しか」なのか、「4年も」なのか、それは人によって感覚は本当に違くて、中には時間が止まったままの人も居ます。
(なのにお偉いさんは原発の再稼動考えるとか…復興はまだ終わってないんですよ。)
- 故人とのかかわりにおいて特に多い質問。
- 故人のことでくよくよするのは果たして悪いことなのか?
- 故人より幸せになる、楽しむというのは悪いことなのか?
- 焦ることなく、故人と関わる事で一層人生を楽しむ!
- もしも大切な方を亡くした方が身近に居たら・・・
故人とのかかわりにおいて特に多い質問。
「長い年数が経っても故人のことをしょっちゅう考えては泣いてしまいます。でも、故人に迷惑がかかるだろうから、良くないですよね?」
…こういったご質問、非常に多いです。
亡くなったペットに関しても同様です。
今回はそのあたりのお話をしようとおもいます。
故人のことでくよくよするのは果たして悪いことなのか?
「故人のことを思い出していつまでもめそめそしたり悲しむと、成仏出来ない」
または「故人の邪魔をしてしまうんじゃないか」という考えからくるものなのだと思います。
はっきり言います。
『思い出したい時に思い出して、泣きたい時に沢山沢山泣いて構いません。話しかけたくなったら話しかけても良いですよ』
そもそも死というのは終わりではなく、魂の学びを終えて地上という学校を卒業し、本当の居場所への真の里帰りをすることです。
悲しい・寂しいという気持ちは持って当然です。
亡くなった方々からすれば、幸せになっていく事や平和な愛について学んでもらう事を一番に望んでおり、自分の心や身体に無理をしてまでも焦って立ち直ろうとする事は避けてほしいと皆声をそろえておっしゃいます。
故人より幸せになる、楽しむというのは悪いことなのか?
逆パターンで「故人より幸せになったり楽しんだりすると悪い気がしてしまう」と言うのもあります。
これについては
『大いに幸せになってください。大いに楽しんでください。幸せになってくれる事こそが故人の望みです』
亡くなった方や亡くなったペットの行く場所は何も無い、幸せな場所ではない…と思う方も居ます。
生きていたときに徳を積まなかったから、死後の世界にはそれが反映される…と思う方も居ます。
ですが、それは違います。
思った時にやりたいことを好きなだけ出来る世界。
時間も場所の制限もありません。
会いたい時に会いたい人のもとに赴くこともできます。
愛で満ち足りた世界ですし「不足」も有りません。
…有るとしたら、辛さや苦しさ、悲しみ、喜びをも我慢して居るご遺族のことだけです。
焦ることなく、故人と関わる事で一層人生を楽しむ!
焦る必要は全く有りません。
何年かかっても良いです、どれだけ悲しみを思っても良いです。
嬉しい時は素直に喜んで良いのです。
それは、人として生きるからこそ出来る経験です。
辛い時は沢山泣いてください。
楽しい時は大いに笑ってください。
日々を純粋ありのままに生きるようになってもらえることが亡くなった方やペット亡くなったペット達の一番の願いです。
もしも大切な方を亡くした方が身近に居たら・・・
もし、大切な方を亡くした方が身近に居たら、
『思い出したいだけ思い出せる、辛い胸の内を吐露できる環境づくり』をしてあげてください。
死別の悲しみを打ち明けられた側はそれをジャッジせず、ただ話を聞いてあげて欲しいのです。
そうすることでお互いに「辛い時にも寄り添い乗り越える事が出来る」という信頼関係の構築と愛情や慈しみについての魂の学びの機会へと変わって行きますよ。